13年前の恨みを晴らす・浦和レッズvs横浜FC (DAZN観戦)

浦和2-0横浜 得点 レオナルド(52分)、エヴェルトン(90+3分)2020年7月26日(日)ニッパツ三ツ沢球技場 観衆2580人
忘れもしない2007年12月最終戦のことだった。レッズサポーターは、降格が既に決まっていた横浜FCに勝利して(引き分けでも良かった)リーグ連続優勝をしっかり見届けようと日産スタジアムに押し寄せた。しかし、結果は無残な敗北。優勝杯は鹿島国に羽が生えて飛んで行ってしまった。爾来13年ぶりにJ1に昇格してきた横浜FC。レッズはこの試合で勝利を収め、ようやく雪辱を果たした。

試合内容は両者シュート数もボール保有率もほぼ互角。勝敗を分けたのは、ここぞという時の集中力と決定力だった。横浜FCは一見強そうだが、一瞬フッと相手に隙を与えてしい失点するようなもったいないチームだった。

・・・レオナルド・・興梠・・         
関根・・・・・・・・・柏木        
・・・青木・・・エヴェルトン・・
山中・・槙野・・鈴木・・橋岡
・・・・・・西川・・・・・・

▽ここ2試合で6失点と守備に脆さを見せたレッズは、CBに槙野と鈴木を選択。槙野は今季初出場。
▽横浜FCも2連敗中。斉藤と一美を2トップにした3-5-2(3-3-2-2)の布陣。何と42歳の中村俊輔がスタメン!頑張るねえ。

レッズはまず守備を重視し、中盤で網を張ってボールを奪取し2トップの決定力に依拠する作戦のように見えた。しかし、肝心な所でパスが合わなかった。一方、横浜はパスサッカーを志向しているようで、しっかりと繋ぎながらビルドアップを図っていた。試合開始から両者は「安心、安全」を心がけているようで、決定的場面は作れなかった。

8分、関根がマギーニョからボール奪取して左サイドを深くえぐり、マイナスのクロスをレオナルドに出すと、レオナルドはワンタッチで興梠にパス。興梠は後方から上がってきた青木にパスを出すと、もうゴールは目の前だ。ところが青木はシュートせず横パスを選択し、このボールが右サイドに流れて、横浜のカウンターを食ってしまった。斉藤のシュートは鈴木が辛うじてブロックしたものの、危ない場面だった。

チャンスの後のピンチ、ピンチの後のチャンス。この試合には、この「法則」が常に存在していたように思える。

19分、相手DFのパスミスに乗じ柏木がシュートしたがGK南が防いだ。

35分以降、試合に動きが出てきて、両者の攻防が目まぐるしく変わる面白い展開となった。
35分、左サイドから手塚のクロスボールがファーサイドに飛び、クリアボールをマギーニョが強烈なシュート。ボールは味方の一美に当たった。危ない危ない。横浜の攻撃は左サイドから袴田、松尾(元レッズユース)、手塚が連携して攻撃して来る。クロスは多くが山中の背後に飛んだ。狙われているのか?
37分、柏木からのパスを受けた山中が強烈なミドルシュート。GK横に跳んで防ぐ。山中の攻撃力は凄いものがある。
37分、関根からのパスを受けたレオナルドがシュートしたがブロックされた。この関根―レオナルドのラインから先制点が生み出されることになる。
41分、袴田からの大きなクロスにマギーニョが頭で合わせたが、西川がキャッチ。山中と柏木がしっかりとマークしていた。
43分、関根が相手のマークを振り切って青木にパス。青木の縦パスを受けたレオナルドが興梠とのワンツーでシュート。ブロックされたが、速くて良い攻撃だった。
45分、袴田からのロングボールをマギーニョが折り返し、一美がシュート、こぼれたボールを俊輔がシュートしたが西川キャッチ。

前半が終わってシュートはレッズ7本(枠内4)、横浜8本(枠内3)。レオナルドはしっかりマークされているので、なかなかフリーでシュートは打てなかった。ハーフタイムで俊輔は松浦と交代した。俊輔、攻撃の際の左右のバランスをとりながら、効果的なパスを配給していた。

51分、松浦が斎藤にパスを出した時、斎藤はレッズゴールが目の前。しかもフリー。ところが斉藤はトラップミスを犯してしまった。確実にトラップしていればゴールできただろう。
ピンチの後にチャンス。この「法則」がレッズに回って来た。
52分、西川のロングフィードを興梠がポストプレー。レオナルドとのパス交換でセンターサークル付近へ進出した柏木が関根にパス。関根のスルーパスにレオナルドが裏抜けし、レオナルドのシュートが決まりゴール。この日の関根の動きは良かった。レオナルドのシュートも見事だったが、柏木から、バイタルのスペースに入り込んだ関根へのパスもすばらしかった。

失点後、横浜は攻撃の圧力を強めた。58分には佐藤からのロングパスが山中の裏に飛んだが(また狙っている)、一美が痛恨のトラップミス。しっかりボールを止めていれば危なかった。
60分、興梠がプレー中に腰を痛めたらしく杉本と交代。レッズは高い位置でボールを奪いカウンター攻撃を加える意図がうかがえた。戻りも速く、堅い守備を維持していた。
68分、横浜は一気に3枚替え。一美⇒草野。星⇒田代。マギーニョ⇒武田。しかしこの交代は奏功しなかった。試合展開に大きな変化は見られなかったのである。82分に手塚⇒皆川。

75分、柏木に代えて武藤。柏木はとても良いプレーをしていた。右SHは彼の定位置になるかも知れない。
76分、山中のロングフィードに杉本が裏抜けし、シュート。ボールはドカンとバーに当たって跳ね返った。このプレーが杉本の唯一輝いた場面。
87分、レッズ2枚替え。レオナルドに代えて伊藤。関根に代えて柴戸。伊藤と杉本が前に残り、5-3-2の布陣となった。専守防衛体制である。しかし、変わった柴戸が追加点に貢献することになる。

アディショナルタイムは5分。この間にまたしても「ピンチの後にチャンスの法則」が現実化した。
90+2分、横浜は右サイドからカウンター攻撃を行い、パスが素早く交換されて武田がシュート。幸いボールはゴール枠を外れたが、非常に危険な場面だった。
90+3分、今度はレッズの番だ。杉本がDFのパスをカット。後方から飛び出した柴戸にパスを出すと、自分でシュートせずに、フワリとしたクロスボールをファーサイドに送った。待ち受けていたエヴェルトンが頭で合わせてゴール。90分以上走っても、最後にそこに居るエヴェルトンは偉い!

次節は8月1日、埼スタで清水エスパルス戦。日ごとの新たな感染者は全国で1300人を超えた。上限5000人試合は8月末まで続く模様なので、私のDAZN観戦もまだ続く。

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