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zoom RSS 勝てた試合を自ら壊す・浦和レッズvs大宮アルディージャ

<<   作成日時 : 2017/08/08 15:09   >>

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浦和2−2大宮 得点 興梠(26分PK)、柏木(69分) 8月5日(土)埼玉スタジアム2002 観衆45411人
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レッズは常に優位に立ちゲームを進めた。シュート数12対4という数字がそれを物語る。しかし後半、およそプロとは思えない失態を演じ、勝ち点3を逃してしまった。新監督の下での初戦がこれでは、暗澹たる気持ちにならざるを得ない。監督交代というカンフル剤はあまり効き目がなかったようだ。

レッズは興梠がワントップ。武藤・ズラタンをシャドウに置いたのは両者の守備力を期待してのことだったろう。左WB菊池はサプライズ。試合後分かったのだが、関根がドイツに電撃的移籍を発表したことから、菊池の成長を期待してのスタメンだったように思える。
槙野が出場停止処分を受けたのでCBは左から宇賀神、遠藤、森脇だった。

この試合で「レッズはどこが変わったのか?」という点に注意してみた。
〇まず、宇賀神が低い位置を取り、守備重視で全体のバランスを崩さないようにしたこと。唯一、71分に相手の縦パスをカットして自ら上がり、武藤のシュートにつなげたのが従来の攻撃型CBのプレーだったろうか。
〇攻撃のスイッチとなる速い縦パスやワンタッチパス、フリックは相手のカウンターを警戒して、ほとんど見られず、ロングボールを多用したこと。
〇守備への戻りが速く、全員で守るという意識が感じられたこと。
〇ボールへの寄せも速く、数的優位を作ってのボール奪取がしばしば見られたこと。
〇ショートコーナーなど、CKによる攻撃に工夫が見られたこと。
〇ミドルシュートを積極的に打っていたこと。
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試合開始から大宮は積極的に前に出てきたので、レッズは自陣に押し込められることも多かったが、バランスを崩さず我慢した。逆にズラタンのスルーパスから武藤が抜け出し、「あわや」という場面を作ったり、武藤のクロスにズラタンがヘディングシュートでゴールを脅かす惜しい場面も見られた。
15分ほど経過すると、大宮の攻撃も次第にフェードアウト、レッズが主導権を握るようになった。大宮の基本型は4-4-2(江坂とマルセロのツートップ)だが、5-3-2あるいは5-4-1と変形してがっちりと守りを固めて来た。このためレッズのサイド攻撃が封じられた。
20分、CKで大宮のクリアーボールを宇賀神が後方からボレーシュート。GK加藤の好守でゴールにはならなかったが、すばらしいシュートだった。
23分、西川の速い縦パスをズラタンが受け、サイドから中央に絞った関根にパスを出すと、関根はドリブルで上がり菊池にパス。菊池はシュート打たず、武藤にバックパスしてチャンスを潰したが、このような速い攻めがレッズの真骨頂なのだと思った。
25分、レッズFKからの大宮ゴール前の混戦でSB奥井がハンドを犯しPK獲得。これを興梠が得意のフェイントで決めてゴール。1−0

大宮の攻撃をすっかり抑え込んだレッズに余裕が生まれた。前半の終わりに遠藤がすばらしい攻撃参加を見せた。44分、大宮の縦パスを遠藤が出足良くカットし、興梠にパスすると、興梠は右サイドの関根にパス。関根がすばらしいスピードでサイドを上がり、並行して走っていたズラタン、武藤にクロスを出すと思いきや、マイナスのクロスを放つと、そこに遠藤が待ち構えていた。遠藤のシュートは惜しくもゴール右に外れたが、このようなプレーを見るために私は観戦しているのである。
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後半が始まったら大宮のボランチのカウエが最終ラインに下がっている。しかもスリーバックだ。どうやらSBの和田が奥井とともに高い位置を取り、攻撃的布陣となったようだ。
そしてマルセロを起点として攻撃を仕掛けて来たが、上手くいかなかった。そこで58分、奥井に代えてマテウスが入った。22歳の若いブラジル人だ。攻撃力更にアップか?

63分、大宮はカウンター攻撃を仕掛け、江坂やマテウスがバイタルエリアに侵入して一瞬3対3の状況が作られたが、レッズの帰陣も速く、森脇・宇賀神、関根・阿部が数的優位を作ってボールを奪い、危機を逃れた。

「これは大丈夫ですね。このまま行くでしょう。」粘り強いレッズの守備を見て私はS君に言った。

ところが、信じられないことが起こった。
レッズのビルドアップ開始。宇賀神が遠藤に横パスを出した。ところが、遠藤は後ろを向いており、ボールに気づかなかった。「待ってました!」とばかりマルセロがボールを奪い取り、マテウスにパスを出した。宇賀神は慌ててマルセロに寄せたので、今度はマテウスが完全にフリーとなった。マテウスは狙いすました美しい軌道のシュートをゴール左隅に決めた。1−1
パスを受ける側の動きも見ないでパスを出した宇賀神、「ボールから目を離すな」という小学生サッカーレベルの鉄則を守れなかった遠藤。この間抜けなプレーで、それまでの66分間の努力が無駄になってしまった。
しかし、まだ時間はたっぷり残っている。レッズは再び大宮を突き放した。
69分、右サイドの森脇からのロングボールを、見事なトラップで受けた逆サイドの菊池が、GKとDFラインの間に速いクロスを送った。GK加藤はこれをキャッチし損ない、ボールがこぼれたところを柏木がシュート、ゴールとなった。2−1
「これで大宮に引導を渡したな」と私は思った。

75分、興梠からラファエル・シルバに交代。
77分、大宮は大山から瀬川に交代。この瀬川にやられてしまうのである。

レッズはリードした後も、高い位置でのボール奪取とカウンターを見せてくれた。武藤の動きも良かった。FKからのヘディングシュートや、ラファエルの高速クロスをトップスピードでダイレクトシュートした場面などは「追加点近し」を思わせた。
80分、菊池に代わって駒井。
「ここで駒井は(相手にとって)嫌だろうね」と私たちは余裕の感想を述べ合った。

ところがである。87分、中盤のマルセロから岩上にパスが出て、岩上がアーリークロスをレッズゴール前に送ると、瀬川がヘディングシュートしてゴール。とうとう大宮が追いついた。唖然として声も無いレッズサポーター。2−2。
この場面では、レッズは5人が最終ラインに入ってクロスを待ち受けていた。人数は足りていたのである。ところが、岩上には全くマークが付かなかったので、彼は気持ちよく狙い済ましたクロスを上げることができた。レッズは全体が引き過ぎていた。武藤が慌てて岩上に寄ったが間に合わなかった。クロスボールを簡単に上げさせる場面は前半も見られたのだが、大事なところで、それが出てしまった。次に、瀬川のマークには遠藤が付いていたのだが、一瞬のうちに、瀬川に前に出て先手を取られてしまった。これは槙野がよくやる失策だが、遠藤も槙野を見習ったようだ。最後に、西川の守備について。瀬川のシュートが大きくバウンドして西川が必死に伸ばした手の先を越えてゴールしてしまったのだが、通例ならGKの守備範囲だったはずだ。守る位置がわずかに前すぎたのだろうか?

堀監督の初戦は引き分け。第17節からのレッズは最下位の新潟、17位の広島に勝ち、16位の大宮には引き分け、15位の札幌には負けた。トップのC大阪にはボロ負けした。現在のレッズはその程度の実力だということを認識し、ここから這い上がって行かなければならない。次は14位の甲府である(8月9日)。

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