テーマ:ボランティア

日本語ボランティア:「みず」を考える

夏休みが終わり、「二学期」最初の日本語教室。私はこの日、ベトナム人女性2名を担当した。彼女達は近くのスーパーで働いている。初対面なので、「絵カード」を使って、楽しく会話をしながら二人の日本語の習熟度を観察した。 カードには、一人の男性が食堂のホールスタッフに何か言っている絵が描かれている。男性は手に空のコップを持っている。どうやら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティアも夏休み

6月24日に再開した日本語教室。7月中は新型コロナ予防対策を行いながら実施し、「せっかくだから夏休みを短くして、8月も開きましょう」という予定だった。しかし、全国の1日の感染者が1200名を超え(7月29日)、わが埼玉県にも危機的状況が訪れつつあると実感したリーダーのI氏は、「8月はやっぱり休もう」という提案をし、スタッフもすぐに賛成し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティアを再開

6月24日(水)、日本語ボランティアがようやく再開された。2月26日に休止して以来4カ月ぶりである。会場は窓が無いので2つのドアを開け放ち、エアコンの風が外に流れるようにした。我々スタッフはマスクを着用した上に、更にフェイスシールドを付けた。学習者との距離を保つために机を二つ分重ね、開始前と開始後に消毒液で丁寧に拭いた。午後7時、中国人…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:N1を目指す中国人

日頃、日本語学習の進め方については、自由な会話と相互のコミュニケーションを重視し、学習者が、その中で正しい日本語を学んでいけるように心がけている。「日本語専門学校ではできないことをやる」のが私の目標だ。 しかし、10月から継続して担当している中国出身のKさん(30代女性)については、そのようなことを度外視して学習を進めなければなら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:ベトナム人と漢字

ベトナム人に「政治」という言葉を教えようとして、日越辞典を開いて見せた。私はベトナム語の発音がわからないので、「せいじ」に該当する単語を指差すと、そのベトナムの若者は「チョンジ」と発音した。 「あれ?もう一度言ってみてください。」 「チョンジ」 それは、中国語の「政治」(Zheng zhi)ととてもよく似た発音だった。私は、ノート…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

傾聴ボランティア:小さな工夫(2)

傾聴活動の中で、会話だけでなく童謡などの歌を交えることが、話し手の頭脳の活動に良い効果を生み出すことは、よく知られている。認知症が進んだ高齢者でも小学校唱歌などはしっかりと記憶しているものだ。ただし、この場合、聞き手である私たちボランティアスタッフも歌えなければならない。「うるおぼえ」では「ああ、忘れちゃいましたぁ!」で双方笑っておしま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

傾聴ボランティア:小さな工夫(1)

傾聴活動では、その人と話すのが初めてでも、あるいは何回も会ったことがあっても、冒頭で必ず自己紹介を行なう。これを「自己開示」という。そして大体は「梅雨にはいりましたね」とか「アジサイが咲いてますよ」とか、時候に関する話から始めることが多い。しかし、何か物足りない。高齢者の方々も、言葉だけで花の具体的なイメージを描くことができるかどうか。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:少年が買ったもの

日本語教室は夜7時に始まる。毎回、真っ先にやって来るのが日本の小学校に通っている中国人の李君だ。スタッフが「今晩は!」と声をかけると、彼も小さい声で「今晩は」と答える。 教室に入ると、名簿の自分の名前のところに○を付けてもらうことになっている。この日、彼は手に缶入りドリンクを持ちながら○を付けていた。缶の蓋が既に開いており、飲みなが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・教えたり教えられたり

Hさんは上海出身で、日本人アイドルグループが大好きなお嬢さんだ。お父さんは日本人、お母さんは中国人。日本国籍で日本の名前を名乗っているが、実は中国の現役の高校生で、卒業後日本の大学への進学を希望している。日本語能力は相当高く、かな交じりの日本語をかなり速いスピードで書く事ができる。英語も得意なようだ。つまり彼女は上海語、北京語、日本語、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:気になる日本語

日本語ボランティアのI氏から「AJALT(アジャルト)」という雑誌を頂いた。“AJALT”とは“Association for Japanese-Language Teaching”の略称で、「公益社団法人国際日本語普及協会」のことである。私のようなボランティアを対象に公開講座や、学習者と日本語教師の交流会を開いている。雑誌は年1回発行…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:絵カードを使った学習

本日は中国人のMさんがお休みで、ベトナム人のCさんと1対1の学習となった。まず、「絵カード」を使っての学習。この教材は教室に備えてあり、時々利用している。 〇この教材は、ある程度日本語での表現ができる学習者に適している。 〇楽しく学習でき、自由に発言できるので、意外な方向に発展することもある。 〇学習者が複数の場合、更に面白…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:「どうとく」を読む

日本語学習のテキストとして一般的なのが「みんなの日本語」(スリーエーネットワーク)だ。学習者がこれを教室に持参してスタッフと一緒に問題を解く。中には「先輩」から受け継いだような古ぼけたものもある。 このテキストは初級Ⅰ、初級Ⅱ、中級と分かれており、それぞれ英語版、中国語版、フランス語版など、数多くの言語に対応できるようになっている。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:「はずかしがる」

近頃、本教室はボランティア不足で、スタッフ一人が複数の外国人に日本語を教えるという現象が普通になっている。当方は、この日はずっと会話を続けて来たベトナム人女性Cさんに加えて、同じ国出身の女性Mさんも一緒に学習することになった。彼女は工場労働者として来日して1年を迎え、母国でも日本語を8か月学んで来たので、日本語は結構話せる。CさんもMさ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:「やばい」再び

約1か月間姿を見せなかったベトナム人のCさんが教室にやって来た。彼女はスーパーの鮮魚部で働いている。 「忙しい。刺身200パック・・・」 ありゃりゃ。日本語があまり上手くなってないようだ。彼女が何を言いたいのかは大体分かるので、言い直しをさせた。 「とてもいそがしかったです。刺身を200パックつくりました。」 日本の正月…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:「さみしい」「さびしい」どっちが正しい?

現在、教室内は学習者であふれ、ボランティアスタッフが圧倒的に足りなくなっている。4人のベトナム人小学生を一人で受け持ったSさんはまるで小学校の先生みたいだ。当方は、中国人女性Mさんと、「新入生」のベトナム人女性Jさんを担当することになった。Mさんは日本での生活が長いので、日本語も相当上手い。当然のことだが、私よりも漢字に詳しい。Jさんは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア:中国人

当日本語教室の学習者でベトナム人の次に多いのが中国人である。夏休みが終わり9月の最初の学習日に対話したのは、王さんと言う名の浙江省出身の若い中国人女性である。3か月前に中国人の夫とともに日本にやって来たばかりで、日本語はほとんど話せず、ひらがなをようやく覚え始めたところだ。 「漢字は書けるから日本語を覚えるのは速いんじゃない?」と考…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・難民

《refugees》 今年の4月、一人の若いパキスタン人男性が日本語教室にやってきた。彼はきちんとした身だしなみで、非常に礼儀正しく、強い学習意欲を持っていた。 彼は私に言った。「私は“refugee”です。」 私はその言葉がどんな意味なのか、すぐに思い出せなかった。彼は私が理解できないでいるのを見て、スマホの辞書ソフトで「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・どうする?語彙不足

今年の4月末からずっと、当日本語教室の学習者は、ほとんど全員がベトナム人ばかりになっている。彼らはおしなべて学習意欲が旺盛で勤勉、礼儀正しい。 私が担当しているベトナム人の女性Tさんは、現在、ベトナム料理店の調理師をしているが、忙しい仕事の合間を縫って熱心に勉強に来ている。彼女は日本に来て2年余り、読み書きは結構できるが、会話はま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・助数詞

日本語教室がベトナム人で一杯になった。基本的には1対1で学習を進めるので、スタッフが足りなくなり、急遽、日本語水準の高いベトナム人のN君に、カナダ人のA氏を担当してもらうことにした。私は今、ベトナム人の女性Tさんを教えている。彼女はベトナム料理店の調理師をしているが、忙しい仕事の合間を縫って熱心に勉強に来ている。 スタッフのM氏は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・動詞の変化

前回(1月31日)、ベトナム人のグエン君から次のような質問が出た。 「『切る』『着る』は同じ発音です。ところが後に『ください』を付けると、『切ってください』『着てください』となります。これはどうしてですか?」 スタッフは、誰もこの質問には答えられなかった。 「動詞の活用の変化に関係あるのでは?」と推測する人も居たが、未然形、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

栄吉おじさん

栄吉おじさんは昭和7年生まれだから今年86歳になる。私の父の従兄弟にあたる人物で、現在東京で一人暮らしをしている。その彼が3日、さいたま市の私の実家にふらりとやって来た。私の父母はとっくに他界しているので、彼を迎えたのは私たち4人の兄弟姉妹であり、特に私の役目は彼の話をじっくり傾聴することにあった。栄吉おじさんはいつも自慢の話をたっぷり…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・「ゆううつ」

ベトナム人のグエン君の日本語の実力は着実に向上している。現在、12月に日本語検定3級(N3)を受験し、その結果待ちである。 「試験はどうでしたか?」 「点は低いと思います。」 「どんなところを間違えましたか?」 「聞き取りが難しかったのと、“禁煙”の読み方を“きえん”にしてしまいました。」 私は「禁」の読み方を確認し、同時に「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・HANA*HANA

「日本語が上手くなって日本の女性と結婚したい。」 「外国人でも日本の女性と結婚できますか?」 驚異的なスピードで日本語が上達しているベトナム人グエン君は、日本人女性に大変魅力を感じているようだ。この日の会話の中で、日本の女優や女性歌手の話題になった時、彼は待ってましたとばかり真剣な顔で語った。 「私は“はなはな”が好きです。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・「やばい」について考える

ベトナム人の技能実習生グエン君は大変礼儀正しく、熱心に日本語を学んでいる。その意欲は驚くべきものがある。私の話す一言一句に「今何といいましたか」と聞いて来る。日本語ボランティアの目的は、「マンツーマンで日常会話を徹底的に行なう」ことだと思っているが、外国人は少し日本語が上達してくると、「文法」について知りたがる。グエン君もそうだ。ところ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・おおにぎわい

前回の学習者は3人だった。ところが今回は十数人の学習者がやって来た。その理由は学習を中断していたフィリピン人の女性が子供とママ友を連れてやってきたこと、近隣の工場で技能研修生として働いているフィリピン人5人がやって来たからである。これでは複数の学習者を同時に教えなければスタッフが足りない。私は昨年1,2回ほど来たことがあるフィリピン人2…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・教室に帰って来たヴェトナムの若者達

昨年の春から大挙して日本語教室にやって来ていたフィリピン人やベトナム人達が、秋になって、すっかり来なくなった。「最盛期」にははボランティアのスタッフが足りなくなり、私は一時、3人のベトナム人に同時に日本語を教えていたのだが、彼らも顔を見せていなくなった。彼らは皆、近隣の建設会社で技能実習生として働いている労働者である。おそらく厳しい労働…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・「ウグイス」

私が2年間会話を続けたフランス人のフランソワ氏が帰国してしまい、少し寂しいが、新たな外国人が次々と日本語の学習を求めてやってくる。 本日の生徒は中国遼寧省出身の女性Bさんである。Bさんは日本男性と結婚して日本名を名のっている。日本に来て8年経つので、日本語はかなり上手い。「日本語の基本からやり直したい」ということで、日本語の教科書持…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・来なくなった技能実習生

集団で日本語教室にやって来ていたフィリピン人やベトナム人が、すっかり姿を見せなくなった。一時はボランティアのスタッフが足りなくなり、私は3人のベトナム人に同時に日本語を教えていたのだが、彼らも顔を見せていない。彼らは皆、近隣の工場の技能実習生として働いている労働者である。おそらく厳しい労働環境のため、日本語を学習する余裕が無くなってしま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・フランス人との対話

フランソワ氏は来日して2年経ち、日本語が大分上手になって来た。日本の文化、歴史、社会問題等にも興味を示すので、フリートークではそんな会話が多い。私は相変わらず和英辞典が手放せない。彼は英語を流暢に話すので、彼が知らない日本語に出くわした場合、「ちょっと待ってください」と私が辞書を引き、説明するのである。フランソワ氏は仏英辞典で調べる。そ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本語ボランティア・インド人との対話

インド人のチャンドラさんと対話した。自動車販売の仕事をしている彼は英語・ヒンディ語を話す。彼はテレビを持っておらず、情報はすべてスマホのヒンディー語のニュースから得ている。話していてすぐ気づいたのは、彼は日本での生活が比較的長いにもかかわらず、主語、述語、目的語などの使い方がメチャクチャだということであった。これは、彼の日本語がすべて耳…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more