Jリーグ133日ぶりの再開・浦和レッズvs横浜Fマリノス(TV観戦)

浦和0―0マリノス 2020年7月4日(土)埼玉スタジアム2002 無観客試合
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「かんせん」が「感染」、「こうたい」が「抗体」と変換されてしまう今日この頃、待望のJリーグ再開。
スタジアムにサポーターは居ないが、この日のためにレッズスタッフは赤白黒6万枚のビニールでスタジアムを覆ってしまった。しかもアッパーまでだ。これは感動的な光景だ。
試合は、CKがレッズ3本に対してマリノス13本というデータに示されるように、スピードと組織力に勝るマリノスに終始押されっぱなしだった。しかし、シュート数はレッズ11本に対し、マリノス12本と互角で、特に前半レッズは鋭い攻撃を再三仕掛け、ゴールのチャンスもあった。昨年はマリノスにボコボコにされただけに、レッズの健闘ぶりが目立ったのであった。引き分け勝ち点1ゲットは上出来だ。

れれ?レオナルドがいない
・・・・杉本・・興梠・・
汰木・・・・・・・・・・長澤
・・・・柴戸・・青木・・・・
山中・・岩波・・デン・・橋岡
・・・・・・西川・・・・・・

(控)福島、宇賀神、柏木、関根、マルチノス、ファブリシオ
れれ?レオナルドがいない。デンがいきなりCB。関根は控えで長澤スタメン。

遠藤・・・エリキ・・・仲川
・・・・・天野・・・・・・
・・・扇原・・・・喜田・・
チーラトン・・畠中・・實藤・・小池
・・・・・・梶川・・・・・

(控)中林、チアゴ、伊藤、マルコスJ、水沼、エジガル、阿道
マルコス、エジガルという点の取れる選手を控えに。代わりにエリキと天野がスタメン。GKパクは故障中。チアゴは故障明けとかで、實藤がスタメン。

ロングボールやサイドチェンジで対抗するレッズ
試合開始からマリノスは高い位置に全体を押し上げ、細かいパスをつないで攻撃を仕掛けた。パスは速く、正確で、コンビネーションも良く、ボールへの寄せも速い。天野、小池、ティーラトン、畠中から正確な縦パスが前線に送り込まれ、左右サイドから遠藤、仲川がえぐるように突進し、クロスを上げてくる。これは容易な相手ではない。
しかし、レッズはこれを予想していたようで、ツートップも含めてしっかりと守備ブロックを作り、柴戸や青木が豊富な運動量で広い範囲をカバーしてスペースを埋め、相手の攻撃をはねのけた。そして、高く押し上げてくるマリノスの後方のスペースに、大きなサイドチェンジを含めたロングボールを送り込みチャンスを作った。
汰木得意のカットイン&シュート
6分、橋岡からのサイドチェンジボールが汰木に渡り、汰木はカットインしてミドルシュート。これはGK梶川の好守に阻まれた。
13分、CKからのクリアーボールを長澤が強烈なミドルシュート。これは惜しくもゴールを外れた。
17分、山中のFKを橋岡が頭で落とし、ボールを受けた興梠がボックス内で梶川に倒された。「PKか?」しかし、主審はファールを採らなかった。VARが有ればねえ。
細かくつなぎ激しく動くマリノス
しかし、時間が経つとともにマリノスが優勢になり、仲川、遠藤、エリキ、天野らが頻繁にレッズのボックス内に侵入し、激しく動き回ったので、レッズは守備に忙しくなった。マリノスはCKからもショートパスを多用し、シュートチャンスを狙っていた。マリノスは「細かくつなぐ」ことにこだわり、優勢に見えても決定的なチャンスは少なかった。
柴戸、デン、いいじゃないか!
レッズの守備で目立ったのが柴戸の動き。ボールへの寄せが速く、カバーリングやボール奪取能力を発揮してピンチを救っていた。また、新加入のデンもカバーリングに優れ、足も速い。橋岡とのコンビネーションも危なげなく、「こりゃレギュラー定着か?」と思わせるのに十分なプレーぶりだった。
長澤のミドルシュート
33分、青木からの大きなサイドチェンジでボールが橋岡に渡り、橋岡のクロスはクリアーされたが、こぼれ球を長澤がミドルシュート。梶川が横に跳んで阻止。惜しいい!
正確な興梠のロングパス
面白かったのは低い位置でボールを保持した興梠の前線への正確なロングパス。42分に、飛び出した柴戸にパスを通したが、柴戸が長澤への横パスを選択してチャンスを潰した。44分には汰木にパスを通し、汰木が得意のカットインからシュート。残念!外れた。
エリキ、シュートをはずす
レッズの前半の最大のピンチは42分、小池の長いスルーパスにエリキが反応し、ドリブルで持ち込んでシュート。幸いにしてボールはゴールポストの外を通過。
前半終了直前に實藤がケガでチアゴと交代した。肉離れか?ヨーロッパでも長い中断の後の試合再開で、選手のケガが目立っているという。これからの超過密日程の中で注意しなければならない問題である。

西川、エリキを止める
後半が始まると、マリノスは全員がレッズ陣内に押し寄せ、攻勢をかけてきた。
47分、畠中からの縦パスを遠藤がワンタッチでエリキにつなぎ、エリキはドリブルで突進して長澤、デンを抜き去りゴールにまっしぐら。「やられたか?」と思ったらエリキの至近距離からのシュートを西川がスライディングで止めた。並走していた仲川にパスを出していたら完全にゴールだった。「エリキいいい!」と仲川の悔しそうな叫びが聞こえた。しかし、ストライカーは、最後は自分で勝負したい種族なのだ。
よく走りよく守る杉本
レッズは完全に劣勢で、ボールをクリアーするのに精一杯に見えたが、しっかりと守備ブロックを固めながらチャンスを作った。
54分、レッズのカウンター。橋岡が右サイドを上がり、クロスボールを放つと、杉本がフリーでヘディングシュート。残念!ボールはバーの上だったが、この日の杉本の運動量を考えると、完全なシュート態勢は作れなかったのかもしれない。下がっての守備、ポストプレー、そして攻撃と、90分間休まず動き回った。よく頑張ったと言える。
マルチノス登場、しかしチアゴにやられる
58分、レッズの交代。長澤に代わって関根。汰木に代わってマルチノス。
しかし、この交代は奏功しなかった。マルチノスは「天敵」チアゴにやられ、関根はなぜか攻撃に精彩を欠いていた。
62分、マリノスは早くも最終兵器投入。天野に代わってエジガル、遠藤に代わってマルコス。これにより、エジガルがCF、エリキが左ウィング、仲川が右ウィング、マルコスがトップ下の位置となった。「よくまあ、これだけ、はしっこそうな選手を集めたもんだね」と私は思ったが、レッズはビビらなかった。
マルチノス最後の輝き
デンや青木から、相手の隙を突いたスルーパス、サイドチェンジやロングパスが放たれたし、柴戸はもう全開状態でピッチを駆け回りピンチを摘み取った。
65分、関根のマイナスクロスに橋岡がヘディングシュート。
66分、関根からのサイドチェンジがマルチノスに通り、マルチノスがドリブルで上がって左からのクロス。しかし、飛び出した興梠には合わず、ボールはむなしくゴール前を通過。これがレッズのこのゲーム最後のチャンスとなった。また、マルチノスが「生きた」最後のプレーだった。
劣勢に回るレッズ
75分、レッズ3人目の交代。興梠に代わって武藤。
これ以降、レッズはマリノスの攻勢を食い止めるのが精一杯となった。ただし、ティーラトンや小池のくさびのパスがズバリと決まり、仲川、マルコス、エリキらが激しく動き回った。ただ、レッズの守備は相変わらず堅かったし、この日の仲川の決定力がいまいちだったことが救いだった。
80分、エリキからパスを受けたマルコスがシュート。西川が足で防いだ。
80分、とうとう橋岡が足を攣った。大槻監督はこれを無視した。
マリノス、ゲームを完全に支配
82分、マリノス4人目の交代。仲川に代えて水沼。
マリノスはゲームを完全に支配した。
86分、水沼のクロスにエリキ、ボレーシュート。
87分、エリキのクロスに水沼ヘディングシュート。
88分、レッズ4人目の交代。山中に代えて宇賀神。ここに至って、監督は守備を選択した。守備!守備!勝ち点1!
西川、ファインセーブでレッズを救う
この日のゲーム最大のピンチがレッズに訪れた。試合終了間際の90+5分、関根が不用意に攻撃に突っ込んでティーラトンにボールを奪われ、一気にカウンターを食った。ボールはエリキ―水沼―マルコスとつながれ、最後はエジガルがゴール至近距離からシュート。しかし、西川が鋭く反応し、足で止めたボールを右手で弾き出す超ファインセーブ。味方のDFが陰になっていたのによく止めた。これで、MOMは西川で決まりだ。

次の試合は中3日で7月8日(水)仙台戦。さらに中3日で12日(日)に鹿島戦。高温多湿の中の超過密日程だ。選手の疲労を考えれば、次の仙台戦もスタメンは大きく変わるかもしれない。

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