「桜を見る会」に関する安倍首相の嘘答弁の記録。

2019年11月8日、参議院予算委員会で、「桜を見る会」について追及を受けた際、安倍首相は次のように答弁した。
「『桜を見る会』についてはですね、各界において功績・功労のあった方々をですね、各省庁からの意見等を踏まえ、幅広く招待をしております。招待者については、内閣官房および内閣府において最終的にとりまとめをしているものと承知をしております。私は主催者としての挨拶や招待者の接遇はおこなうのでありますが、招待者のとりまとめ等には関与していないわけであります。」

⇒実際は「功績・功労のあった方々」ではなく自分の地元支援者である有権者を「幅広く招待」していた。その招待者のとりまとめは安倍事務所がおこなっていた。これによって、安倍首相の公職選挙法や政治資金規制法違反疑惑が濃厚になり、さらには国会で「虚偽答弁」をおこなっていたことまでわかってきた。
⇒調査の中で、「反社会勢力」の人々も招待されていることが判明した。「数年前、会場で、暴力団系の団体の幹部を見ました。・・・彼は20人くらい引き連れていて、中には高級クラブのホステスが3~4人いました。」(週刊朝日)
「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」と、ヤクザとのツーショットの写真を暴露された菅官房長官は苦し紛れの答弁をした(11月26日)。西村明宏官房副長官は27日の会見で「反社会的勢力の皆さま」と敬称を使用した。

2019年11月15日、「桜を見る会」の「前夜祭」として、安倍後援会員800人とホテルで会食したが、会費が5000円だった件について首相は記者会見で説明した。
「夕食会(前夜祭)の価格設定が安すぎるのではないかという指摘がございます。ま、そういう報道もありますが、参加者1人5000円という会費については、まさに、大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格であるとの報告を受けております」

⇒ホテル(ニューオータニ)の宴会は1万1000円からで、「5000円」で済むはずがない。仮に安倍事務所が差額の6000円を補填したとすれば、有権者への寄付を禁じた公職選挙法に違反する。仮にホテル側が「特別割引」したとすれば、差額分は「企業献金」と見なされ、政治資金規正法で禁じられた「財産上の利益」の寄付にあたる。更に半額以上の値引きは、社会通念上認められない。また、「大多数が当該ホテルの宿泊者」も嘘で、宴会会場と宿泊先は別とみられる。

2019年12月2日、参議院本会議で、「桜を見る会」招待者名簿を、野党から資料要求があった5月9日に、しかも資料要求の約1時間後に破棄していた問題での卑劣な答弁
「本年の招待者名簿についても、廃棄をおこなうための大型シュレッダーの予約を4月22日におこない、その際、シュレッダーの空き状況や、担当である障がい者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整をおこなった結果、使用予定日が5月9日となったことから、その予定どおり廃棄したものであり、野党議員からの資料要求とはまったく無関係であるとの報告を受けております」
⇒すでに野党の追及によって、内閣府が文書破棄のために大型シュレッダーを予約したという4月22日から5月9日までのあいだには、ゴールデンウィークの連休日以外でシュレッダーには空き時間が大量にあったことがわかっている。これは森友、加計問題と同様の情報隠蔽である。しかも安倍首相はその言い訳に障がい者雇用の職員の勤務事情を持ち出した。下劣な男である。

2019年12月2日、参議院本会議。2015年「桜を見る会」で、当時悪徳マルチ商法で問題になっていた「ジャパンライフ」の山口隆祥会長を「総理枠」で招待した件※の答弁
「ご指摘の山口会長については、過去において、私が招待した多人数の会合等の場で同席していた可能性までは否定しませんが、山口氏と1対1のような形でお会いしたことはなく、個人的な関係は一切ありません」
山口会長が招待状を自慢げにネットに載せていたため、「首相枠」が発覚。また招待状は彼の詐欺行為の宣伝にもなった。)
⇒安倍首相の父、安倍晋太郎外務大臣(当時)は1984年9月にジャパンライフ山口会長とともに、ニューヨークを表敬訪問した。当時、安倍晋三氏は父の秘書を務めており、父親の外遊に必ずと言っていいほど同行していた。安倍家と山口会長は先代からの親しい間柄であったと考えられる。「個人的関係は一切ありません」という答弁は嘘である。

2019年12月3日、「桜を見る会」招待者名簿のバックアップに関する安倍首相の嘘の答弁。
内閣府が採用しているシステムが「シンクライアント方式」だとした上で、「サーバーのデータを破棄後、バックアップデータの保管期間を終えたあとは復元は不可能であるとの報告を受けている」と述べた。
⇒「シンクライアント方式」のバックアップ期間は最大で8週間。つまり、野党が資料を要求した時点ではバックアップデータが残っていた。にもかかわらず、「残っていない。復元不可能」と答えたのは言い逃れであり、悪質な嘘である。(菅官房長官は記者会見で「バックアップデータは公文書ではない」とうそぶいた。「類は友を呼ぶ」だ。)

2020年1月28日 衆院予算委員会での首相のあきれた言い逃れ。
共産党の宮本徹議員が、「招待基準が曖昧だから招待客が増えた」と責任逃れに終始する安倍首相に対し、宮本氏は「招待基準は変わっていない。功労者の推薦ではなく、第2次安倍政権になって、地元から参加者を幅広く募るようになって増えたのだ」と指摘。桜を見る会の「申込書」に、用紙をコピーしても使えると書いてあることを示し、「これ、募集しているわけですよね。推薦ではないですよ。(安倍事務所が)募集していることはいつから知っていたのか」と迫ると、安倍首相は自信満々にこう答えた。
「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったのであります」
⇒宮本議員は「私も日本語を今まで48年間使ってまいりましたけども、募るというのは募集するのと同じですよ。募集の『募』は募るっていう字なんですよ。総理はその認識なく、募っているという言葉を使っていたんですか?」と教え諭した。


 

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