東電社長の怪

納豆はなぜ消えたのか?
スーパーから納豆が消えて久しい。少し入荷があっても、たちまち客が買ってしまうようで、「一人1パックまで」という貼り紙の下の棚には何も無い。
この理由は納豆工場が震災で打撃を受けたのと、物流が一時停滞したことにあるようだ。納豆を発酵させて製品にするまでには時間がかかることもあるだろう。
納豆業界の最大手は「タカノフーズ」である。茨城県小美玉市に本社がある。タカノフーズは「おかめ納豆」で販売を拡大し、今や全国展開している。(私は同社の「国産中粒納豆」を好む。)
この会社の商品は何と日本の納豆生産量の25%を占めている。
ホームページを見ると「震災で東北・関東地区の納豆・豆腐工場が被災しており、復旧作業をすすめています」とあり、生産が大幅に低下していることは理解できる。
しかし、消費者が買い占めていることも確かである。入荷が少なくなったことにより、「飢餓感」があおられて、大して保存もきかない納豆にもつい手を伸ばしてしまうのだろう。

東電社長の怪
昨日の日記に続き、フリージャーナリスト上杉隆氏の話。
東電は3月30日、「清水正孝社長が高血圧とめまいで入院した」と発表した。本日、社長の代わりに勝俣恒久会長が会見に登場した。彼は日本電気事業連合会会長でもある。(ちなみに、兄は元新日鉄副社長、弟は丸紅社長とか)

清水社長は13日の記者会見を最後に姿を見せなくなっていた。

3月27日の記者会見で上杉氏が質問した。

上杉「重大な事故なのに、トップが出て来ないので国民は不安に思っています。社長はどこにいらっしゃるのですか?何で出て来ないんですか?」

副社長「執務しています。」

上杉「2階の統合本部には来ていないじゃないですか。」

副社長「いや、来ています。」

・・・・・

記者会見が終わった後、広報部長が上杉氏のところに来て言った。
「すいません、先ほどの件ですが、社長は入院していました。」

社長が入院したのを副社長が知らないなんて、東電は実に不思議な会社である。これだからワシントンポストに「経営者が雲隠れ」(29日)なんて報道されてしまうのだ。

今まで「元気にやっている」という説明が急転して入院が発表されたことに対して、本日、上杉氏が「計画入院なのでは」と指摘したことは言うまでも無い。


追記:東電会長はこの日の会見で、1~4号機について「客観的にみるとおそらく廃止せざるえを得ない」と述べ、ようやく廃炉を認めた。5,6号機については「基本機能は維持している」として、未練を残した。

追記2:枝野官房長官は同日の記者会見で、5,6号機について「改めて申し上げるまでもない」と、廃炉は免れないとの認識を示した。

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